三上亮

東京芸術大学音楽学部首席卒業後、明治安田クオリティオブライフ文化財団、ロームミュージックファンデーションから助成金を得て南メソディスト大学メドウズ音楽院、ローザンヌ高等音楽院、メニューイン国際音楽アカデミーで研鑽を積む。
景山誠治、エドワード シュミーダー、ピエール アモイヤル、アルベルト リジー各氏に師事。
その間、安宅賞、日本音楽コンクール第2位、ブリテン国際バイオリンコンクール特別賞、ストラディヴァリウスコンクール第2位など受賞。
2007年までカメラータ リジーのメンバーとして欧州各地の演奏会に出演した。
ローザンヌ室内管弦楽団、東京交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、札幌交響楽団などと協奏曲を共演。
2013年、オーストリアの巨匠ピアニスト、イェルク デームス氏とデュオリサイタルを開催。
デビューアルバムの「ツィガーヌ」は「若手のデビューアルバムとして他を圧倒している」と毎日新聞紙上で絶賛された。
その後「奏」「パッサカリア」などのソロアルバムをリリース。
近藤嘉宏氏の「サティ スファクション」(レコード芸術誌特選盤)でもゲストとして演奏している。NHK-Eテレ「らららクラシック」やNHK-FM「気ままにクラシック」などにも出演。
2007年より2011年まで札幌交響楽団のコンサートマスターを務め、その後は全国のオーケストラよりゲストコンサートマスターとして招かれて続けている。サイトウキネンオーケストラや水戸室内管弦楽団にも定期的に出演している。
2008年よりヴィルタス クヮルテット第1バイオリン奏者としてベートーヴェン全曲演奏などに積極的に取り組む。
ラ・フォルジュルネ、東京・春・音楽祭などに出演。
2019年より東京藝術大学非常勤講師を務める。日本音楽コンクールの審査員にも度々就任している。
使用楽器は1628年製ニコロ アマティ。

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